飛行機大好き

旅客機や貨物機、外国旅行などに関する学びや思いを述べています。

外国旅行記 【北イタリア編】 その4 (フィレンツェ滞在1日目)

わんたんめんです、こんにちは。

 きょうはフィレンツェ滞在1日目の旅行記です。宿泊したホテルは駅から歩いて数分のところにあります。ホテルに着いてチェックインをし、客室に重い荷物を置き、さっそく市内観光に出ました。目的地はパラティーナ美術館とミケランジェロ広場です。パラティーナ美術館に行く理由はラファエロ作「小椅子の聖母」を見るためです。パラティーナ美術館はピッティー宮殿の中にあります。そこまでホテルから歩いて20分ほどと教えてもらいました。途中のバールでピッティー宮殿へ行く道を訊きました。イタリア語で「ドヴェ、パラッツォ ピッティー?」(ピッティー宮殿はどこですか?)と言うと「こっちだよ」とゼスチャーで教えてくれました。パラティーナ美術館に着き、すぐに展示を見ていきました。室内の壁に大小さまざまの絵が所狭しと飾られていましたが、ついに「小椅子の聖母」に行き着きました。出発数ヶ月前、ある書店で見た「イタリア謎解き散歩」という本でこの絵を知り、同時にこれがフィレンツェにあることも知り、フィレンツェに行ったら絶対見ようと思ってました。私はこの絵の前に立って、けっこう長い時間見ていました。それだけ私の感性が鋭く反応していたのかなと思います。他には「大公の聖母」「ヴェールの女」「キリストの哀悼」「悔悛するマグラダのマリア」「フェリペ2世の肖像」などの作品が印象に残っています。新約聖書の内容をよく知っている人や美術史に詳しい人であれば、それぞれの絵がどのような場面を描いているのかよくわかるのだと思います。美術館から出たあとはミケランジェロ広場まで行きませんでした。前日から長時間の移動で疲れていたこと、小雨が降っていたこともあり断念しました。でも、当初の目的が達成できたので大満足でした。帰りはヴェッキオ橋を渡り、ホテルまで歩いていきました。

 ※「小椅子の聖母」はテレビ東京の「KIRIN~ 美の巨人たち~」でも採りあげられていたことを帰国後知りました。

 きょうはここまでです。私の文章を読んでくださり、ありがとうございました。