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旅客機や貨物機、外国旅行などに関する学びや思いを述べています。

外国旅行記 【北イタリア編】 その6 (フィレンツェ滞在2日目②)

わんたんめんです、こんにちは。

 午後の観光はピサ訪問です。今回の旅行では、これまでツアーに参加しませんでしたが、ピサ訪問では現地ツアーを申し込みました。H.I.Sの現地ツアーを出発前に手配しておきました。このツアーは1名参加が可能で、主眼は「ピサの斜塔に登る」です。フィレンツェS.M.N駅構内の薬局前が集合場所になっていました。ガイドさんがやってきて参加手続きをしました。この日のツアー参加者は私のほかに鹿児島県から来た、赤ちゃんをふくむ6人でした。ガイドさんは日本出身の女性、運転手はイタリア人男性です。ツアーに使われた車両はベンツのワゴン車です。フィレンツェからピサまで行く間、ガイドさんからいろいろな話を聞きました。特にレオナルド・ダ・ヴィンチの生家のこと、『受胎告知』の話が勉強になりました。

 ピサの斜塔に登る前に大聖堂に入場し「ガリレオのシャンデリアを見ました。斜塔の前ではイタリア軍の兵士がセキュリティーチェックを行っていました。これを受けたあと斜塔に登りました。塔内に一歩足を踏み入れて感じたのは傾きによる違和感でしょうか。わかってはいますが普段傾きのない床や道を歩いているので「あっ、傾いている」と実感します。斜塔の階段の数は296段で大理石製ですが、写真のようにすり減っています。建設が始まった12世紀から現代まで、非常に多くの人々がこの階段を歩いた証拠です。f:id:Wantanmen:20180205132449j:plain 斜塔は当初高さ100mの鐘楼として計画され、建設が始まったそうです。そのため、最上階には写真のように鐘が設置されています。ただ、この鐘を鳴らすことはないそうです。鳴らすと斜塔が倒れてしまう恐れがあるからとガイドさんは教えてくれました。確かに鐘に紐がついていません。ピサの斜塔はお気に入りの世界遺産なので、この最上階まで登れたことは自分にとって良い経験・思い出となりました。f:id:Wantanmen:20180205132039j:plain なぜ斜塔となってしまったのか。それは軟弱な地盤であることを知らずに建設を始めてしまったからだそうです。さらに、塔そのものが大理石製で重過ぎるのだそうです。塔内の階段も大理石で造ったのも重量を余計に増やす原因になったそうです。結局、当初の計画は失敗に終わって斜塔となり、これが倒れることもなかったので有名になったということです。ピサの斜塔の前で観光客の皆さんは思い思いのポーズを取って記念写真を撮っていました。

 ピサの斜塔の見学を終えたあと再びフィレンツェへ帰りました。ピサとフィレンツェの間は高速道路を走ったため時間はあまりかかりませんでした。

 きょうはここまでです。アクセスしてくださり、本当にありがとうございます。