飛行機写真撮影講座【2】
わんたんめんです、こんにちは。
飛行機写真撮影講座の2回目です。前回の講座を読んでいただいた皆様、本当にありがとうございました。講座の方針として、なるべくわかりやすい言葉で書こうと思っています。
今日の講座テーマは、「構図を知っていこう」です。前回は初回ということで日の丸構図をご紹介しました。私は飛行機を写す基本的な構図として「三分割構図」「斜線構図」をよく使います。きょうは「三分割構図」をご紹介します。
「三分割構図」は画面の中に写すものをだいたい3等分になるように配置する構図です。バランスが良い構図といわれていまして、飛行機写真以外でも多く使われている構図です。下に私の写真を載せます。
全日空のボーイング 787‐8 です。焦点距離は72mm(35mm判で108mm)です。シャッター速度は1250分の1秒です。撮影地は成田市さくらの山公園展望デッキです。 コクピットを通る横線、茶色い建物上部の横線の延長線それぞれを想像してみましょう。すると写真の中がだいたい3等分されるのがわかると思います。また、この写真ではコクピット前方にわざと空間を入れて写しています。これは主役の配置の一方法です。こうすることで、きゅうくつな感じがなくなります。さらに機体の前方に何があるのかを見る方々に想像させる効果も出ます。
きょうはここまでにします。アクセスしてくださいまして、本当にありがとうございます。