飛行機写真撮影講座【5】
富士見教授です、こんにちは。
飛行機写真撮影講座の5回目です。
今日は講座テーマ「応用撮影モードで撮ろう」2回目になります。今回は「シャッタースピード優先 モード」をご紹介します。私が使っているニコンD5300では「S」と書いてあります。以下「Sモード」と書きます。
「Sモード」の特徴は何といっても撮影者が自分でシャッター速度を決める点にあります。するとカメラのほうで適切な絞り決めてくれます。もちろんホワイトバランスやピクチャーコントロールの設定などもできます。以下にSモードで撮った写真を載せておきます。わたしは今年6月の撮影旅行でこのシャッタースピード優先モードにチャレンジしました。なにぶん素人で初めてのチャレンジなので成功率がかなり低くなりましたが、地上の風景が少し流れて写り、スピード感の出た写真になりました。しばらくこのモードにはまってしまいそうです。以下に私の写真を載せておきます。
まず、デルタ航空のエアバス A350‐900 です。焦点距離は58mm(35mm判で87mm)です。シャッター速度は50分の1秒です。絞りはf22です。撮影地は成田市さくらの山公園展望デッキです。 着陸するいろいろな航空会社の旅客機をシャッター速度を50分の1秒に設定して数多く撮ったのですがぶれているものがほとんどで、これがいちばんうまく写っていたものになります。
次は、カーゴ・ルックス〔 ルクセンブルク 〕のボーイング 747‐8F です。焦点距離は55mm(35mm判で82mm)です。シャッター速度は80分の1秒です。絞りはf22です。撮影地は成田市さくらの山公園展望デッキです。 いきなり50分の1秒設定は難しすぎたと思って、今度はシャッター速度を80分の1秒に設定して撮ったら成功率が上がりました。次回はもっと遅い速度で成功率が上がるように、ネットでこの方面の先達の方々からよく勉強したいと思います。
次回も「シャッタースピード優先 モード」を採りあげたいと思います。
きょうはここまでにしておきます。アクセスしてくださり、本当にありがとうございます。